秋は比較的抜け毛が多い季節と言われています。
その理由は、動物が夏毛から冬毛に生え変わるのと同じで、人間にもその名残りがあるからだそうです。
なので、秋になると通常よりも少し抜け毛が多く感じる事があるかも知れません。
しかし、秋の全ての抜け毛の原因が季節の生え変わりでは無く、それとは別に色々抜け毛になる理由があります。
今回はそんな秋の抜け毛の原因や対策方法について紹介していきます。
秋に抜け毛が増える5つの原因と対策法は?
秋に抜け毛が増えるのは、以下の5つが原因と言われています。
- 夏毛から冬毛に生え変わる為?
- 夏の紫外線のダメージ
- 夏の暴飲暴食の影響
- ストレス
- 生活習慣の乱れ
① 夏毛から冬毛に生え変わる為?
先ほども少し触れた通り、人間も動物なので季節の変わり目にはこうした毛の生え変わりのような物があるとされています。
しかし、それらはちゃんと検証してデーターを取って実証された訳では無く、あくまでも人間も動物なので実際の動物のように「季節の生え変わりはあるだろう」と言う仮説です。
なので、その影響は恐らく微々たるもので、本当に動物のように夏の毛と冬の毛が生え変わるというシステムならば、もっとごっそり抜けるはずです。
と言う事で、季節の変わり目の抜け毛はただのヘアサイクルの一環だと思われます。
基本的に髪は暖かくなる春頃から成長速度が速くなり、夏にピークを迎えて一番毛の量も多くなります。
それからだんだん活動が遅くなり、秋から冬にかけてが一番抜け毛が多くなると言われています。
対策法
これはある意味自然現象なので、対策しようがありません。
ただ、なるべく髪が多く抜けてもまた生えてくるように、髪を作る成分であるたんぱく質や亜鉛などを食事などで多く摂るようにした方が良いと思います。
さらに、髪を作る細胞である毛母細胞が活性化すると言われるビタミンB群なども多く摂るようにすると、スムーズに髪を再生できるようになるのでは無いでしょうか。
また、ビタミンB群を食事で摂ろうと思うとかなり色んな物を食べないといけません。
しかし、今はかなり安くて品質の良いサプリが出ているので、ビタミンB群を摂るならサプリで摂るのが一番効率的です。
特にこちらのディアナチュラ ビタミンB群 60粒は、他のサプリよりも安価で製品も良いと評判ですので、興味があれば一度見てみて下さい。
② 夏の紫外線のダメージ
夏の期間中も紫外線のダメージで抜け毛が増える事がありますが、秋の場合はそのダメージが後から来て抜けるパターンが多いようです。
なので、夏にあまり抜け毛が多く無かった人も油断していると、秋にごっそり抜け落ちるという事になるかも知れません。
要は夏にどれだけ直接頭に紫外線を受けていたか?と言う事に尽きると思います。
例えば、会社では比較的建物内にいて、外にはあまり出歩かないような仕事の方はほとんど紫外線は浴びないので、そんなに問題はないのではないでしょうか。
しかし、ずっと外で仕事をするような方は、かなりの紫外線を浴びている事になりますので、秋になるとそのダメージとヘアサイクルの周期で、かなり抜け毛が増える可能性があります。
対策法
とにかく、なるべく頭に直接紫外線を受けないようにする事が大切です。
遊びであれば、普段からなるべく帽子をかぶるようにして、紫外線を直接頭に浴びないようにする事が重要です。
仕事の場合も帽子がかぶれるような仕事なら、なるべく帽子をかぶって紫外線から頭皮を守るようにすると夏や秋の抜け毛を減らせる事ができると思います。
③ 夏の暴飲暴食の影響
夏はどうしてもビアガーデンやバーベキューなどで、お酒や肉料理などをたくさん食べ過ぎてしまいがちです。
そんな食べ過ぎや飲み過ぎな生活を続けていると、肉は中性脂肪を増やしコレステロールなどを溜める原因になるので、徐々に血液の巡りが悪くなり髪に栄養が届きにくくなります。
そうすると、養分が足りない事で髪の成長が止まり、秋頃になると抜け毛や切れ毛が増える原因となります。
また、アルコールは肝臓で分解される時に「アセトアルデヒド」と言う毒素を作り出し、これがAGA(男性型脱毛症)を引き起こすDHT(ジヒドロテストステロン)を増やす要素になるので、自然と抜け毛が増える事になります。
対策法
抜け毛の事を考えるなら、なるべくお酒や肉を含めた脂っこい食べ物は普段から控えるようにした方が良いと思います。
髪がフサフサで何とも無い時はどうでも良いと思うものですが、暴飲暴食が抜け毛の原因になる事は分かっているので、なるべく予防する事に越した事はありません。
「大丈夫と思っていたのに気がついたら薄毛になっていた」では手遅れです・・・。
特に30歳を超えたら意識して、なるべくアルコールと油ものなどは控えるようにした方が、髪には良いと思います。
④ ストレス
ストレスでの抜け毛は秋に限らず、どの季節でも起こり得ます。
ただ、夏は開放的になり海でのナンパや合コンなどで付き合うカップルも増える傾向があります。
そして、全てではありませんがナンパなどで付き合ったカップルは、ひと夏で終わる物も多く、秋に失恋などのストレスを抱える場合もあるのでは無いでしょうか。
さらに、夏の紫外線や暴飲暴食などをしていた場合、それらのダメージも加わって一気に抜け毛が増える可能性もあります。
また、それ以外でも仕事や家庭の事情など、強いストレスを受け続けるような状態にいると抜け毛が増える傾向にありますので、ストレスには注意が必要です。
対策法
ストレスの対策法としては、以下のような方法があります。
- ストレスを書き出して発散する
- 運動をして発散する
- 他に何か夢中になれる事を見つける
- 全てを受け入れる
ストレスになっている事をノートに書き出して行き、ストレスを客観的に見る事で何か解決策が見つかる場合があります。
また、色んな問題や悩みを書き出す事で冷静に物事を見つめられるようになるので、次第にストレスも軽減されるようになります。
そして、何かイライラする場合は体を思いっきり動かすと、意外なほどスッキリする事があります。
やはり溜まったイヤなエネルギーを運動で開放する事で、気持的にリセットされてスッキリする事が多いと言います。
また、何か一つの事に捕らわれて、それがストレスになっている場合は、それを一瞬でも忘れるような何か夢中になれる物を見つけると良いです。
例えば、何か難しいゲームでも良いので、とにかくとことん熱中する要素のある物を見つけると、元のストレスも徐々に軽減されていくのでは無いでしょうか。
そして、どんなストレスも結局は自分の考え方の問題です。
ストレスを感じるのは、だいたい自分の思い通りに行かない事が原因だと思います。
なので、それらを全て「そういう物だ」と受け入れられればストレスは消えて無くなると思います。
⑤ 生活習慣の乱れ
こちらも秋とは言わず、どのシーズンでも生活習慣の乱れが抜け毛の原因になると言われています。
ただ、秋は夏のダメージが出やすいので、秋に夏の生活習慣の乱れの影響が出るのも事実です。
例えば、夏は温かいので夜中まで外で飲み歩く事も多いと思いますし、ついつい夜更かしして遊ぶ事もあると思います。
そのせいで睡眠時間がどんどん削られ、慢性的な睡眠不足になっている可能性が高いです。
また、髪の毛は主に夜に成長すると言われていて、それも眠ってる時やリラックスしている時に活動する「副交感神経」が働いている時に成長します。
なので、髪が成長すると言われている22:00~2:00の間に起きていると、逆の「交感神経」が活動している事になるので髪の成長を邪魔する事になります。
こうした事が「ヘアサイクル」の乱れを引き起こし抜け毛の原因となるので、なるべくヘアサイクルを乱すような夜更かしは避けた方が良いと思います。
対処法
通常の会社員などであれば、だいたい朝早いと思いますのでそんなに夜更かしする事は無いと思います。
しかし、若いうちは徹夜で遊んだりする事も多々あると思うので、そんな方は生活習慣が乱れる事になりかねないので注意が必要です。
また、夜中に脂っこいラーメンなどを食べる事も重大な生活習慣の乱れとなり、コレステロールが溜まりすぎてドロドロ血液になります。
そして、それらが原因でまた抜け毛が多くなる事もあるので、抜け毛や薄毛の進行をなるべく止めたいのなら、生活習慣を正す事が一番大事だと思います。
終わりに
秋は夏に成長しきった髪が抜け始める時期ですので、一番髪の量も少ないと言われています。
ただでさえ通常よりも抜け毛が増えるのに、自分の生活習慣の乱れや夏の紫外線の影響でさらに抜けるのは出来れば避けたい所だと思います。
なので、夏の紫外線が一番多い時期はかならず帽子をかぶり紫外線をなるべく浴びないようにして、夜はしっかり睡眠を取る規則正しい生活を心がけて下さい!