夏に抜け毛が多くなる5つの原因と薄毛にならない対策方法とは?

夏の海

夏は抜け毛が多くなると言われますが、ほとんどの方はその理由を紫外線だけだと思っているのでは無いでしょうか。

確かに、紫外線による頭皮の被害が一番の抜け毛の原因ですが、夏はそれ以外にも結構色々な抜け毛の原因あがあります。

例えば、暑いとついつい量が増えてしまうお酒や、海やプールなどにも抜け毛の原因となる要素があるので、今回は夏に多い抜け毛の原因5つと対策について紹介していきます。

夏に抜け毛が増える5つの理由とは?

夏に抜け毛が多くなる理由は以下の5つです。

  1. 紫外線の浴びすぎ
  2. 海やプールの塩分や塩素
  3. お酒やジュースの飲み過ぎ
  4. 大量の汗
  5. クーラーの効かせすぎ

 

① 紫外線の浴びすぎ

紫外線はよく有害だと良く言われますが、体の免疫力を高めるには必要なものなので、1日30分程度は日光に当たる必要があるとされています。

ただ、体にとっても頭皮にとっても「浴びすぎ」が良くないと言う事です。

特に、頭皮は体の一番上にあり、まともに紫外線の影響を受ける部分なので注意が必要です。

 

紫外線による頭皮の影響は、まず頭皮の上にある毛髪が紫外線により内部のメラニンが分解されて赤茶けた色になりボロボロになります。

何も知らない子供の頃は、日焼けで赤くなった髪がなんかカッコよく見えたりしてましたが、実はただボロボロになってただけなのですね・・・。

そして、その下の頭皮に紫外線を浴び続けると、頭皮内の細胞がじわじわと壊れ始め、髪の毛を作る素となる毛母細胞にダメージが及ぶとヘアサイクルが乱れて抜け毛が増える事になります。

対策

夏場の外出時に外にいる時間が長い場合は、なるべく帽子をかぶるようにして頭皮が紫外線を浴びないようにするのが一番です。

 

ただ、それは分かってはいるけど、面倒くさくてなかなかかぶらないと言うのが現状だと思います。

しかし、その面倒くさい事をやるかやらないかで、将来的に薄毛になるかも知れないリスクが減る事になります。

また、帽子も今はキャップタイプやハットタイプなど色んな物があるので、必ず何かしら合う物が見つかるはずです。

ファッションだけでは無く、頭皮を守る為にも夏場の外出時は是非、帽子をかぶって頭皮を守るようにしてみてはいかがでしょうか。

 

こちらのHYPEさんでは、おっ!と思うようなカッコイイ帽子がかなりの格安価格で買えますので、良かったら覗いてみて下さい。

② 海やプールの塩分や塩素

夏場は海やプールに行く機会が多いと思います。

 

しかし、誰でも経験があると思いますが海やプールで泳ぐと髪の毛がパサパサになります。

これは、海水やプールなどに多く含まれる塩素の影響です。

塩素はたんぱく質を変質させる為、頭皮や髪にダメージを与えると言われています。

そこに紫外線が加われば、ダブルで影響を受ける事になるので海やプールに行った際は注意が必要です。

対策

とは言え、そんな事を言ってれば海やプールには入れなくなるので、ちゃんとしたケアをすればそんなに恐れる事はありません。

まず、海やプールに入らない時は必ずパラソル内や日陰にいるようにして下さい。

また、先ほどもあったように帽子をかぶるのも良いと思います。

 

そして、海やプールに入った後は、なるべくすぐに真水で髪を洗い流すようにした方が良いです。

その時、出来ればシャンプーでしっかりと塩素を洗い流す方が髪にダメージが残らないようになります。

 

また、海水やプールに入って濡れた髪を、そのまま紫外線で乾かすような状態が一番髪にも頭皮にも悪いので、普段そうやってる方は髪の為にもなるべく洗い流すようにしてみて下さい。

③ お酒やジュースの飲み過ぎ

夏場はビアガーデンなどで、仕事終わりに思い切りビールを飲んだりする機会が増えますね。

ただ、お酒に含まれるアルコールは肝臓で分解される時に「アセトアルデヒド」と言う毒素を作り出します。

 

「アセトアルデヒド」は薄毛の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を増加させるとも言われていて、飲み過ぎるとその影響で抜け毛が増えるようになります。

また、ジュースなどの甘い飲み物も夏場は多く飲んでしまいがちですが、糖分の摂りすぎは血液をドロドロにしてしまい、血行が悪くなってしまいます。

その結果、心臓から一番離れていて、ただでさえ届きにくい頭のてっぺんに血液が余計巡らなくなり、抜け毛が増える原因になります。

 

さらに、糖質を分解する為に体内のビタミンBが多く出る影響で、頭皮の皮脂分泌が多くなりそれが原因で抜け毛が増えるようになるとも言われています。

対策

この対策としては、なるべくアルコールも甘いジュースも飲み過ぎには注意しましょうとしか言えないのではないでしょうか・・・。

 

髪の事が心配な方は、なるべくアルコールや甘いジュースを控えるような生活を送り、髪よりもお酒や甘いものが好きと言う方は自分の思うようにして下さい。

 

ただ、アルコールや甘いジュースが影響して薄毛の原因となるのは分かっている事なので、将来薄毛になりたくない方や、これ以上薄毛を進行させたくない方は、なるべく意識して控えるように心がけた方が良いと思います。

④ 大量の汗

夏は暑いので当然のように汗をかきます。

しかし、汗をかくことが抜け毛の直接的な原因になる訳では無いので安心して下さい。

 

問題はその汗を放置する事で毛穴が詰まったり、雑菌が繁殖して頭皮が炎症を起こすなど、それが原因で抜け毛が増えるという事です。

大量の汗をかいて丸一日シャワーを浴びない人はほとんどいないと思いますが、仕事によってはそんな余裕のない方もいるかも知れません。

そんな、汗をかいても普段からそのまま放置しているような方は注意が必要です。

対策

汗をかいたら、なるべくシャワーで流す事を心がけて下さい。

最低でも1日に一回はシャンプーで頭皮をしっかり洗って、汗で繁殖した雑菌を洗い流す事が大切です。

特に夏場の雑菌の繁殖力は凄まじいので、たった一日でもかなりの雑菌がついてると認識した方が良いと思います。

体はタオルなどで拭いたり出来ますが、頭皮はどうしても水で洗わないといけないので、職場にシャワー施設がある場合は積極的に利用して頭皮の雑菌を洗い流すようにして下さい。

⑤ クーラーの効かせすぎ

夏はどうしてもクーラーをガンガン効かせてしまいがちです。

ただ、暑いからといって必要以上に冷房を効かせ過ぎるのも抜け毛を増やす原因だと言われています。

当たり前ですが、体が冷えると代謝が悪くなります。

代謝が悪くなると体全体の血液の巡りが悪くなり、結果的に頭皮に行く血流も悪くなるので抜け毛が増えるようになってしまいます。

 

さらに、外気が低いと頭皮の表面温度も下がるので、体の中と外で頭皮に悪影響を受ける事になります。

これがたまにならともかく、毎日のように職場でも家でも冷房の効きすぎた場所に居続けると、慢性的な代謝不良となり気付けばひと夏でごっそり髪が抜けてるなんて事もあるかも知れません。

対策

冷房の温度はなるべく低すぎない温度に設定するのがベストです。

もし、どうしても効きすぎた冷房の温度を上げられないような環境にいる場合は、何かを羽織るなどなるべく体を冷やし過ぎないようにする事が大切です。

 

また、体の冷やしすぎは頭皮だけでは無く、体のあらゆる面の健康を害する要素でもあるので、出来れば夏場の冷房には気を付けたい所です。

終わりに

日本では季節ごとの抜け毛になる原因がありますが、夏場の一番の原因はやはり強すぎる日差しによる所が大きいです。

紫外線と言うのは体には絶対必要なものなのですが、浴びすぎが最大の問題となります。

とは言え、晴れた昼間に外出すると浴びない訳にはいかないので、夏場の外出はなるべく頭皮を守る帽子をかぶる事をおすすめします!

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

父親と子供

父親が薄毛だと絶対ハゲる?薄毛と遺伝はどれくらい関係あるの?

秋の風景

秋に抜け毛が多くなる5つの原因と薄毛にならない対策法とは?

春のさくら

春に抜け毛が多くなる3つの原因と薄毛にならない対策法とは?

パサパサの髪

冬に髪の毛抜けるのは乾燥が原因?パサパサ髪やひどい抜け毛を防ぐ方法とは?

シャンプーと抜け毛の関係

シャンプーと抜け毛や薄毛は関係ないって本当?石油系の成分でも頭皮や髪に影響は無い...

毛根の無い男

薄毛治療で髪が生える人と生えない人の差!毛根が死ぬと髪は生えない?