自分は大丈夫と思っていても、気がつけば薄毛になっていた・・・なんて事になる可能性は誰にでもあります。
その理由は、薄毛になる原因は一つでは無いので、あらゆる環境や状況によって誰にでも起こり得る事だからです。
特に、ストレスはかなり髪に影響を与える事が分かっていて、洗髪時によく抜けるからと過剰に反応すると、それがストレスとなりさらに抜け毛が増える原因にもなります。
そこで今回は、髪の毛が抜ける原因と正常な抜け方と異常な抜け方の見分け方などを紹介したいと思います!
髪の毛が抜ける原因とは?
髪の毛と言うのは「ヘアサイクル」と言われる流れで、生えたり成長したり抜けたりを繰り返しています。
期間はだいたい3年~6年で髪が成長し、その後数週間の退行期や休止期を経て抜けると言う感じでサイクルすると言われています。
なので、髪が抜けるのはごく当たり前の事なので、洗髪などでよく髪が抜けるからと言って特に気にする必要はありません。
ただ、それはこのヘアサイクルが正常に働いている場合の事で、ヘアサイクルが何らかの原因で乱れてしまうと、髪が生えても成長しなかったりそのまま生えて来なくなったりします。
と言う事で、どんな事がヘアサイクルの乱れになるのか見て行きたいと思います!
① 睡眠不足
睡眠は髪の成長に最も重要な要素だと知っていましたか?
実は髪の毛と言うのは夜に成長するもので、昼間は成長しません。
理由は人間の体と言うのは、昼間起きている時間は脳や筋肉、消化器官に血液が主に循環するようになっていて、夜になって骨や皮膚などに血液が多く巡るようになっています。
なので、髪も主に夜に成長し、一番成長する時間帯は22:00~2:00と言われています。
そのような理由から、夜更かしは髪が最も成長する時間帯に成長させないので、ヘアサイクルを乱す原因となります。
ヘアサイクルを正常に機能させるには、なるべく早く寝る習慣をつける事が大切だと思います。
② 過度の飲酒と喫煙
お酒を飲むと、アルコールの影響で体内に「アセトアルデヒド」と言う悪性の物質が体内に増える事になります。
しかし、通常は肝臓でこのアセトアルデヒドは無害な酵素に分解されるので、特に影響は無いのですが、量が多すぎると分解が追いつかずに体内に悪性の物質が増える事になります。
また、このアセトアルデヒドと言うのは、薄毛に影響のあるDHT(ジヒドロテストステロン)と言う物質を増やす効果があるので厄介です。
DHTとは、通称「脱毛ホルモン」と呼ばれる物で、「テストステロン」と言う男性ホルモンが変化したものです。
AGA(男性型脱毛症)と診断されてる方は、ほとんどがこのDHTの変化でヘアサイクルの乱れが起きて薄毛となっています。
なので、DHTを増やすようなお酒の飲み方はヘアサイクルを乱す原因となります。
そして、喫煙をすると血管が収縮する事が分かっているので、当然髪が生えてる頭皮の血流が悪くなると髪の成長に必要な栄養がいかなくなるので、抜け毛の原因になります。
また、喫煙をすると体内にある大量のビタミンCが失われる事も分かっています。
ビタミンCは抗酸化作用があり老化から守ってくれる成分でもあるので、それが大量に失われると言う事は老化を早めるので結果抜け毛につながります。
これらの理由から、過度の飲酒と喫煙はヘアサイクルを乱す原因となります。
③ 食生活の乱れ
食生活の乱れとは、主に過度のダイエットや偏りすぎた食事の事を言います。
髪に関する食事としては、普通の量で色んな物を満遍なく食べていればほとんど気にする必要はありません。
ただ、ダイエットしようと極端にある物しか食べないとか、1食しか食べないと言った通常とは違うリズムで食事をする事で、ヘアサイクルの乱れにつながります。
髪の毛は生命の維持に特に関係がない部所なので、それだけに栄養が回ってくるのも一番遅い部分でもあります。
なので、ただでさえあまり養分が届かないのに、さらに栄養不足となれば髪が育たないのも無理はありません。
ヘアサイクルを正しくするには、偏らない普通の食事をする事が大切です。
④ ストレス
一般的にストレスを受けると、髪の成長に必要な「亜鉛」が大量に消費される事から、慢性的な「亜鉛不足」となり、髪が成長出来ず抜け毛が増える原因になると言われています。
また、強いストレスは血管を収縮させ血液の巡りを悪くする事も分かっているので、それも抜け毛を増やす要因となっています。
そして、何よりもストレスは自律神経を乱す原因にもなるので、体のあらゆる不調を引き起こす事にもなり、自律神経の乱れによるヘアサイクルの乱れにも繋がります。
なので、なるべくストレスを感じない生活を送る事が、正常なヘアサイクルを作る要因となります。
そして、ストレスと抜け毛の関係で言えば、私自身が20代前半のまだ大量に髪があった頃、とてつもないストレスを受けた事で、前髪がごそっと抜け落ちた経験があります。
ごそっと抜けたと言っても円形脱毛症では無く、前髪全体が薄くなると言った感じでひどい所では普通に地肌が見えていました。
それがさらにストレスとなり、人前に出るのが怖くなってちょっとした引きこもりのようにもなりました。
しかし、時間が経って徐々にストレスが無くなり、何事も気楽に考えるようになると、不思議とまた髪が生えるようになって、半年~1年程で当時は元に戻りました。
そういう事もあったので、ストレスと抜け毛はかなり密接な関係があるのだと思います。
⑤ AGAの場合
AGAとは「男性型脱毛症」の事で、主に男性ホルモンが原因で薄毛になる病気です。
世の中の薄毛で悩む人のほとんどは、このAGA型の薄毛だと言われています。
なので、AGAだった場合は特殊な男性ホルモンがヘアサイクルを乱すようになるので、生活習慣や睡眠を改善しても、その男性ホルモンを制御しないと薄毛は改善されません。
逆に、AGAで無い場合は生活習慣やストレスを改善する事で薄毛は治っていくので、まずは自分がAGAなのかどうかを知る事が大事だと思います。
また、病院へ行くのに抵抗がある方は、今は病院に行かなくてもAGAかどうか診断してくれる機関があって便利です。
こちらのAGAドック・男性型脱毛症遺伝子検査キットは、唾液を郵送すれば2週間ほどでAGAかどうかを診断した書類が送られてきます。
病院で検査するとAGAは保険が利かないので、通常2万円~3万円くらいかかりますが、こちらなら半額かそれ以下で検査できます。
また、余ったお金でサプリなども買えるので、検査をするならこちらがおすすめです(^^)
ちなみに、女性の方はこちらの検査キットになります。
⇒【女性用】AGA(男性型脱毛症)ドック・レディ 遺伝子検査キット
異常な抜け毛の見分け方とハゲる抜け毛とは?
髪にはヘアサイクルがあり、髪の毛が抜けるのは自然現象なので、1日に100本くらいは抜けても気にする必要は全くありません。
例え200本抜けたとしても、体質的にみんなが全く同じでは無いので、中には人よりも多く抜ける人もいるはずです。
大事なのは抜ける本数では無く、「抜けた髪の質」です。
髪のヘアサイクルは以下の通りで回っています。
- 成長期(3年~6年)
- 退行期(2週間くらい)
- 休止期(3ヵ月くらい)
髪は生えると成長期で3年~6年で成長していきます。
その後、退行期に入るとある程度成長した髪は徐々に成長が鈍っていき、成長が止まり始めます。
そして、髪の成長が完全に止まった状態が休止期で、その後はただ髪が自然に抜けるのを待っている状態となります。
このサイクルで抜けた髪と言うのは、成長しきっている髪なので髪質は太く長さも十分あるはずです。
なので、病気でもない限り、この状態の抜け毛がいくらあっても何の心配もいりません。
しかし、抜けた毛の中に明らかに細い毛や短い毛が混じっていたら要注意です!
これは成長段階で抜けた可能性が高いので、正常なヘアサイクルの抜け毛とは違います。
全体の抜け毛の数本くらいなら問題無いと思いますが、これがだんだん多くなってくるとハゲる前兆だと思って間違いないと思います。
実際、私もそのような抜け毛が多く目立つようになり、フと気付けば頭頂部の頭皮がかなり透けて見えるようになっていました (-_-;)
ヘアサイクルの乱れの特徴は、髪が成長せずに途中で抜けるのがほとんどなので、成長段階の細い毛や短い抜け毛が増えてる事は、明らかにヘアサイクルが乱れていると思っていいと思います。
なので、抜け毛が多く気になってる方は抜け毛の種類を見てみて下さい。
太く長い抜け毛は、正常なヘアサイクルの抜け毛なので本数に関係無く問題ありません。
しかし、明らかに細い毛や短い抜け毛が多い場合は、ヘアサイクルの異常と思った方が良いので、なるべく早く改善する事をおすすめします!
育毛剤って本当に効果あるの?効果のある理由とは?
では実際、短い毛や細い毛が多くなって来た場合、どのような対策をすればいいのでしょうか?
薄毛対策を大きく分けると以下の2種類になります。
① 生活習慣や食事を見直し、育毛剤や育毛シャンプーなどを使い自力で改善させる
② 専門の病院へ行き、飲み薬や塗り薬などで治療を行う
これで真っ先に思うのは、生活習慣や食事の改善はともかく「育毛シャンプーや育毛剤は本当に効果があるのか?」だと思います。
実際、私も自分が薄毛になるまでは、育毛シャンプーや育毛剤など何の効果も無いのでは?と言うスタンスでいました。
なので、これまで一度も育毛剤も育毛シャンプーも使用した事はありませんでした。
それで30代に入っても髪は普通にありましたし、抜け毛もさほど多く感じていませんでしたが、30代半ばくらいから徐々に髪が細くなって来た事に気付き始めました。
しかし、それでも何の対策をする事も無く、度々行きつけの散髪屋から「育毛剤をつけた方がいいよ」と言われても「必要ない」と無視していました。
その結果、現在は短い抜け毛がかなり目立つようになり、頭頂部がだんだん透けてきている状態です・・・。
そして、同じ両親から生まれた私の兄は、20代から欠かさず毎日育毛剤をつけていて、40代になった今も髪が20代並にフサフサです。
ちなみに兄はクレーム処理などのかなり神経を使う仕事で、「相当なストレスがある」と会う度に話してますが、髪はフサフサです(^_^;)
また、父親もハゲていて、母方の祖父も薄毛だったのでハゲ家系ではあると思います。
なので、私がハゲていくのは分かりますが、同じ両親から生まれた兄がフサフサなのは「育毛剤をつけていたから」としか説明がつきません。
育毛シャンプーを使用した方が良い理由とは?
さらに、色々調べると市販の安いシャンプーのほとんどには、頭皮や髪に悪影響を与える「石油系の界面活性剤」が使用されています。
その主な成分は以下の2点です。
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
これらの成分は、髪の素である「タンパク質を変容させる」性質があるのと、洗浄力が強力過ぎて「必要な皮脂まで洗い流してしまい頭皮を荒れさせる」原因にもなります。
実際、私が愛用していたシャンプーの成分表を見ると「ラウリル硫酸ナトリウム」と堂々と書かれていました(^_^;)
そういった事を考えると、やはり毎日行うシャンプーも頭皮や髪に優しい「天然成分100%のアミノ酸系シャンプー」を使う方が望ましいと思います。
実際、髪がフサフサの兄にシャンプーを確認した所、やはり天然系のアミノ酸シャンプーを使用しているとの事でした。
ちなみに兄が現在使用している育毛剤は、天然系シャンプーとセットになったチャップアップと言う育毛剤です(^o^)
何も知らない私は、ひたすら頭皮や髪に悪いシャンプーを使い続けて、おまけに頭皮や髪に良いような対策を何もして来なかったので「薄毛がどんどん進行した」と言う事だと思います。
その事を考えると、今は「育毛剤や育毛シャンプーは何らかの効果は必ずある」と確信しています。
少なくとも、つけないよりはつけた方が絶対良いのは間違いありません。
また、育毛シャンプーや育毛剤は髪があるうちに早く使えば使うほど有利なので、現在「なんか髪が細くなって来たな」程度の方も、使用する方が絶対良いと思います。
ましてや、私のようにすでに薄くなってきてる方は言うまでも無く、今すぐ対策をした方が良いと思いますよ(^_^)
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