今は育毛シャンプーってめちゃくちゃ種類が多いですよね?
価格も1,000円以下の物から、5,000円近くするものまでかなり幅広いです。
正直、同じ育毛シャンプーでこれだけ差があると、ついつい安い方を選んでしまいがちですが、それはちょっと待った方がいいです!!!
もちろん、高ければ良いって物でも無いのですが、安いものには安いなりの理由があります・・・。
今回は、そんな安い育毛シャンプーと高い育毛シャンプーの効果の違いなどについて紹介していきます。
もう普通のシャンプーは使えない!?育毛シャンプーを使うべき本当の理由とは?
育毛シャンプー、育毛シャンプーとよく言われてますが、実際育毛シャンプーに育毛成分や発毛成分は入っていません。(一部の製品を除く)
なので、育毛シャンプーを使ったからと言って、その成分の影響で髪が生えたりする事はまず無いです。
では、育毛シャンプーには何の効果も無いのか?と言えばそう言う訳でもありません。
と言うのも、育毛シャンプーと普通のシャンプーの違いは作られてる原料が違うと言う事です。普通のシャンプーの原料は、「合成界面活性剤」と言われる石油系の原料から作られている事が多いです。
石油系界面活性剤は他にも、台所用洗剤とか風呂場の洗剤などにも使用され、特徴としては価格が安く非常に強力な洗浄成分と言う事です。
また、石油系界面活性剤は人体にも以下のような影響があると言われてます。
- 皮膚障害
- タンパク変性作用
- 殺精子作用
- 酸素活性阻止作用
- 催奇形性
- 妊娠率低下
- 溶血作用
- 肝臓障害
- 発がん性
- アレルギー・アトピー性皮膚炎
つまり、一般の方がよく使っている300円~500円くらいの安いシャンプーの原料は、これらの人体に影響のある物が使用されている事が多いと言う事です。
安い市販シャンプーは抜け毛が増える?
そして、当然こういった物を原料として作られてる安価なシャンプーは、頭皮や髪にも影響を及ぼします。
まず、石油系界面活性剤は強力な洗浄力があるので、表面的には泡立ちが良くめちゃくちゃ汚れも落ちるのでとても良いシャンプーのように思えます。
しかし、頭皮にある「皮脂」と言う脂は頭皮に必要な物で、それが強力な洗浄力で全て洗い流されてしまうと、紫外線などから頭皮が守れずダメージを受ける事になります。
また、皮脂が完全に無くなると体が皮脂を作り出そうと、逆に皮脂が異常に増える状態にもなるので、それが原因で抜け毛に繋がる事もあります。
さらに、石油系界面活性剤はタンパク質を変容させる性質があるので、タンパク質で出来ている髪に悪い影響が無い訳がありません。
通常、安価なシャンプーはそのダメージを誤魔化す為に、シリコンなどの髪を滑らかにする成分を入れているのであまり気付く事が無いかも知れません。でも、石油系界面活性剤が原料のシャンプーを使ってる時点で、頭皮や髪に何らかの影響は受けています。
ただ、それもトリートメントやコンディショナーなどを使う事を勧められて、うまく誤魔化されているのが現状です。
髪や頭皮の健康を考えるなら育毛シャンプーがおすすめ!
そして、安価なシャンプーのそんな欠点を克服したのが「育毛シャンプー」です。
ちゃんとした育毛シャンプーは、頭皮や髪の事を第一に考えて原料が「石油系」では無く主に「天然系」の界面活性剤を使用しています。
天然界面活性剤は人体に害は無い洗浄成分なので、安心して使える物です。
そして、特に育毛シャンプーには頭皮や髪の成分と同じアミノ酸系の洗浄成分が使われる事が多く、非常に頭皮に優しいシャンプーとなっています。ただ、天然界面活性剤は身体には非常に良い洗浄成分なのですが、価格が高いのがデメリットです。
一時期流行った「石鹸シャンプー」なんかも、この「天然系界面活性剤」を使用していて、頭皮に優しいとブームになりましたが、洗浄力が弱いのと髪がきしむ事でだんだん人気が無くなってしまいました。
そこで出てきたのが育毛シャンプーやスカルプシャンプーです。
育毛シャンプーは頭皮に良い天然界面活性剤を使用しながらも、石鹸シャンプーよりも洗浄力を高めたものなので、泡立ちも良くなり現在はかなり人気となっています。
なので、育毛シャンプーとはつまり、「育毛成分は入って無いものの、普通のシャンプーを使うより安全で頭皮や髪に非常に良い成分で作られてる」シャンプーと言う事になります。
ただ、育毛シャンプーは価格が3000円台からの物がほとんどなので、安い市販シャンプーに比べると10倍はします。
しかし、仮に一人で使っていると想定すると、300ml入りのシャンプーでだいたい1ヵ月半~2ヵ月は持つので、1日100円~それ以下の出費です。
それで安心して髪の健康が維持出来るなら、逆に安い自分への投資なのでは無いでしょうか。
正直、私も「石油系界面活性剤」の事を知るまでは普通の安いシャンプーを使っていましたが、そのデメリットを知ってからは怖くて使えなくなってしまいました。
また、一時期抜け毛がひどくなった時期があり、それ以後ずっと育毛シャンプーを使っていますが、現在も何とか髪はキープ出来ているので「頭皮の健康維持の為」にも育毛シャンプーがおすすめです!
知らないと損する!?高い育毛シャンプーと安い育毛シャンプーの違いとは?
そして、現在育毛シャンプーは色んなメーカーが作っていて相当な数が出回っています。
ただ、冒頭でもお伝えした通り、同じ育毛シャンプーでも価格は1,000円以下~5,000円くらいする物まで様々です。
仮に、原料や使われてる成分が同じであれば当然安い物を買う方がお得です。
しかし、育毛シャンプーに使われてる洗浄成分は「天然系界面活性剤」なので、石油系界面活性剤よりも価格が高い為、安く大量に作れない為必然的に価格は通常よりも高くなってしまいます。
なので、本当に安全な天然界面活性剤だけで作られているなら、やはりそれなりの価格になってしまうのが普通です。
でも、色んな通販サイトを見ると「育毛シャンプー」や「スカルプシャンプー」と書いている物が普通に1,000円以下で販売されていたりします。
私も初めてそれを見た瞬間、「え~!今まで買ってた高い育毛シャンプーは何なの???」って思いましたが、天然界面活性剤でそんな安く出せる訳が無いと思い、安い育毛シャンプーの成分を色々調べてみました。
すると案の定、ラウリルエーテル硫酸塩と言った刺激の強い界面活性剤の使用が認められました。
要は石油系界面活性剤を混ぜているので価格が安いと言う事です。
なので、例え少量であっても「石油系界面活性剤」が入っていれば、それはもはや100円ショップで売っている安価なシャンプーと何も変わりません。
仮に安い育毛シャンプーが1,000円だとすれば、中身的には100円で売っている物と変わらないので、実際は900円の損と言う事になるので注意して下さい。
やはり真剣に頭皮や髪の健康を考えるなら、多少お金はかかってもアミノ酸系の天然成分100%の育毛シャンプーを使用する事をおすすめします!
えっ!間違いなの!?育毛シャンプーの理想的な使い始めの時期とは?
現在、髪がフサフサの方はそんなにシャンプーにこだわりなど無いと思います。
頭皮に悪いと分かっていても、髪はまだまだあるので安いシャンプーでも何でも関係ないと思っているかも知れません。
しかし、育毛シャンプーや育毛剤は、髪が十分にあるうちから使用するのが一番ベストだと知ってましたか?
その理由は、先程も話した通り、育毛シャンプーや育毛剤を使っても発毛成分は無いので髪が新しく生えてくる事は無いからです。
「育毛シャンプーは頭皮と髪の健康を維持する」
「育毛剤は今ある髪を丈夫に太く抜けにくくする」
と言うのが目的なので、髪が抜けてしまった後にあわてて育毛シャンプーや育毛剤を使っても、今ある髪をキープさせる事が出来ても生やす事はできません。
なので、まだフサフサだったり抜け毛が少し目立って来た程度の時こそ、育毛シャンプーや育毛剤を使い始めるベストな時期なのです。
ほとんどの人はかなり薄くなってから慌てて育毛シャンプーや育毛剤を使い始めますが、それではもう遅いのです。
なので、本気で薄毛対策をするなら早ければ早いほど効果が期待出来ます!
なので、まだ髪が十分ある方や、ちょっと抜け毛が気になり始めた方は、早めに頭皮に良いアミノ酸系の育毛シャンプーや育毛剤を使用する事をおすすめします!
そうする事で、将来的な薄毛の一番の対策になります!
アミノ酸系育毛シャンプーはこれがベスト!おすすめ育毛シャンプー3選!
終わりに
今はフサフサでも、育毛シャンプーを使ったか使ってないかで、将来的に薄毛で悩むか悩まないかが決まるとすれば、あなたはどっちを選びますか?
基本的に、普通のシャンプーは、その主成分である合成界面活性剤が人体に少なからずとも影響を及ぼします。
それを考えると、やはり頭皮に優しい害のない育毛シャンプーを使う方が、結果的に薄毛治療にかかる費用よりは安く済むので、お得と言う事になります。
なので、薄毛対策を考えるならなるべく早めに行動する事をおすすめします!