薄毛になる原因は色々ありますが、食べ物による影響もかなり大きい所があります。
「最近かなり髪のボリュームが減ってきた」
「以前よりもかなり髪が細くなった気がする」
「手ぐしで髪をすくうと必ず髪が抜ける」
と言った症状が出ていたら、この先薄毛になって行く可能性が高いです。
しかし、髪に悪いとされる食べ物をちゃんと管理して、生活習慣を整えて行けばまた髪は回復して行く場合もあります。
なぜなら、髪が抜けるのも丈夫にするのも食べ物の栄養による影響が大きいからです。
今回はそんな、抜け毛や薄毛の原因となる食べ物や改善させる食べ物について紹介していきます。
えっ!これも髪に悪いの?抜け毛や薄毛の原因となる食べ物とは?
薄毛の原因になる食べ物とは、結局コレステロールや中性脂肪が溜まるような食べ物で、それらが原因で高血圧になるようなものが悪いとされています。
一つ一つ例を出して行くと以下のようになります。
① 糖分の多い食べ物
糖分の多い食べ物を挙げればキリがないのですが、ケーキや和菓子と言ったスウィーツから果物の過剰な摂取も糖分の摂り過ぎとなります。
また、炭酸飲料や甘い缶コーヒーなどもかなりの糖分を含んでるので、それを毎日飲むのを日課にしている方は注意が必要です。
もちろん、疲れを取るためにも糖分は必要ですが、過剰な摂取をするとそれが頭皮の皮脂の分泌を過剰にしてフケや抜け毛の原因となる場合があります。
さらに、余分な糖分は体内のタンパク質や脂質と結びついて、老化を促進させる物質を作り出す事も分かっています。
なので、あまり過剰に糖分を摂りすぎると老化が早まり、それが原因でも薄毛が進行すると言われているので、甘い物好きな方はなるべく控える方が若さも保てますよ♪
1日に摂れる糖分の量とは?
では、「一日にどれくらいの糖分ならOKなのか」と言えば、実はこれがかなりアバウトなのです。
その理由は、人それぞれ食事の量や質が違うので、一概に「ケーキは何個まで」とか「缶コーヒーは何本まで」とかは言えません。
要は、一日に必要なカロリーの50%~60%くらいの糖分は許容範囲と言われています。
なので、一般的な男性なら一日に必要なカロリーはおよそ2300キロカロリー、女性は1750キロカロリーなので、その半分くらいは糖分で大丈夫と言う事です。
ただ、通常の食事で摂るご飯などにも糖分は含まれてるので、その辺を考慮して計算する必要があります。
正直、正確な糖分の摂取量をコントロールするのは難しいですが、「なるべく控える」事を意識する事でかなり予防は出来るのではないでしょうか。
② 脂肪の多い食べ物
脂肪の多い食べ物とは、特に油もの全般やステーキ、マーガリンやバターなどの乳製品にも多いです。
特に、唐揚げ、コロッケ、天ぷら、カツ丼など日本人は揚げ物が大好きなので、わりと日常的に食べてる方が多いと思います。
しかし、これらの脂質の多い食べ物は、食べ過ぎると血中に悪玉コレステロールや中性脂肪が増えて、これが原因で抜け毛になると言われています。
その理由は、悪玉コレステロールや中性脂肪が血中に増えると、それらが頭皮の毛細血管をつまらせて行くので、髪に養分が行かなくなり抜け毛になると言う事です。
実際、薄毛の方は平均すると太ってる方が多いというデーターもあります。
なので、髪の為だけでは無く健康の為にも、なるべく油ものや脂質の多い食べ物は控えた方が良いでしょう。
③ 添加物の多い食べ物
添加物の多い食べ物も挙げればキリがありませんが、主なものでは以下のような物が多いとされています。
- 市販の弁当
- コンビニのおにぎり
- ハンバーガー全般
- インスタントラーメン
- ハム・ベーコン・ウインナー
- スナック菓子
コンビニの弁当やおにぎりの裏を見ると、よく「合成着色料、保存料不使用」と書かれた物が多いので、「安心なんだ」と思ってる方も多いと思います。
しかし、合成着色料や保存料は使用していなくても、それに変わるような「添加物」はふんだんに使用されてるのが実状です。
特に、弁当系では「亜硝酸ナトリウム」と言う添加物が多く使用されてる事が多いです。
亜硝酸ナトリウムは、肉や魚などの加工品の色を鮮やかにする添加物で、通常は空気に触れると酸化して黒ずんできますが、これを使用すると鮮やかになります。
また、合成甘味料は糖尿病や肥満、心臓病の原因にもなると言われてるので特に危険です。
添加物は栄養の吸収を邪魔する
そして、添加物がなぜ髪に悪いのかと言えば、添加物には他の栄養素の吸収を邪魔する作用があると言われています。
特に、カルシウムの吸収を邪魔されると、それが原因で細胞の不活性化や血液の不健全化を招いて髪の生成に重大な影響を及ぼす事になります。
さらに、添加物の中には髪の生成に不可欠な「亜鉛」の吸収を阻むものなどもあり、これが不足するとそもそも髪が出来ないようになるので薄毛につながります。
なので、出来るならなるべく添加物の多い食べ物は避けた方が無難です。
④ 塩分の多い食べ物
塩分の多い食べ物は、主な物では以下のような物になります。
- パン
- 麺類
- お菓子類
- 調理酢
- ポン酢
- ドレッシング
厚生労働省が推奨している成人の塩分摂取量は、男性が8gで女性が7gと言われています。
パンも賞味期限を伸ばしたりする為に意外とかなりの塩分が使用されますし、中でもラーメンはスープまで飲み干すと5g~6gの塩分があるので、ほぼ一日の塩分摂取量に達してしまいます。
また、スナック菓子などもかなりの塩分が使われていますし、今売れてるミツカンのカンタン酢やポン酢も意外と塩分が多いので注意が必要です。
さらに、サラダは体に良いからと言っていっぱい食べるのは構わないのですが、それにかけるドレッシングに塩分が含まれてるので、ドレッシングはほどほどにした方が良いです。
塩分は動脈硬化を招き抜け毛が増える?
そして、なぜ塩分が髪に悪いかと言うと、血中の塩分濃度が高くなるにつれ、それを正常化しようと体が血管内の水分量を増やします。
すると血液の量が増えるので、血管内が通常よりも圧迫される事となり、その圧迫のせいで弾力を失った血管はしだいに硬くなってきます。
そんな状態がずっと続くと、血圧を調節している血管までもが硬くなってしまい、いずれは高血圧症になります。
高血圧症になると血管内が傷つきやすくなる為、コレステロールなどがその傷に溜まったりして動脈硬化が起こりやすくなります。
動脈硬化が起こると血液の流れが悪くなるので、繊細な頭皮などの毛細血管が詰まって血液が巡らず髪に養分がいかないので抜け毛になります。
なので、現在抜け毛が多い方は、なるべく塩分も控えるようにした方が良いです。
⑤ アルコール
こちらは食べ物ではありませんが、抜け毛や薄毛にかなり重要なので追加させてもらいました。
また、抜け毛や薄毛予防に良い飲み物一覧はこちらに書いてあります。
⇒抜け毛や薄毛を予防する飲み物一覧!これを飲めば薄毛にならない?おすすめ7選!
そして、結論から言ってアルコールを摂りすぎるとかなり薄毛になる確率が高くなります!
その理由は、アルコールが体内に入ると肝臓で分解されますが、その際に「アセトアルデヒド」と言う毒素を作り出します。
このアセトアルデヒドが体内で分解される際に「酢酸」と言う無害な物質に変換されるのですが、その時に大量のアミノ酸とビタミンが消費される事が分かっています。
しかし、髪を生成するには、タンパク質(アミノ酸)とビタミンが必要なので、それがアルコールを飲む事で大量に失われると、アミノ酸とビタミン不足になり正常なヘアサイクルが保てずに抜け毛につながります。
また、「アセトアルデヒド」には、AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を増加させる性質もあると言われてるので、飲みすぎると薄毛の原因を増産する事になります。
なので、現在薄毛が進行している方は、なるべくお酒は控える方が良いと思います!
抜け毛や薄毛予防に良い食べ物とは?一番効果のあるのは何?
薄毛の原因になる食べ物もあれば、抜け毛を止めて髪の生成を助ける食べ物もあります。
髪も養分があって育つので、やはり髪の生成に必要な養分が不足していたりすると育つ髪も育たなくなります。
なので、薄毛対策をする上でも、髪の生成に必要な養分を定期的に摂るのはかなり重要です。
そんな髪の生成に必要な養分は以下の通りです。
タンパク質
タンパク質はアミノ酸から形成され、人間の体を作る上で欠かせない栄養素でもあります。
頭皮や髪もそのほとんどが「ケラチン」と言うタンパク質で出来ているので、その為に髪を生成する上で一番重要な栄養素となっています。
なので、タンパク質が不足すると頭皮が荒れたり髪が細くなって抜け毛につながると言われていますので、なるべく食事で毎食摂る事をおすすめします!
タンパク質は主に以下の物に多く含まれています。
- 肉類
- 魚
- 卵
- 大豆
中でも、魚はビタミンや亜鉛なども含まれていますし、卵もかなり多くビタミンが含まれています。
そして、大豆にはタンパク質以外に「イソフラボン」と言う、女性ホルモンに似た働きをする成分が豊富です。なので、女性ホルモンは抜け毛を防ぐ性質がある事から「抜け毛予防」に効果があると言われています。
だから、なるべく豆乳などを毎日飲むようにすると、かなりタンパク質不足は防げて抜け毛予防にもなります。
ビタミン類
ビタミンは全部で13種類もありますが、特に髪に良いとされるビタミンは以下の通りです。
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンE
① ビタミンA
ビタミンAは、細胞に働きかけ頭皮の健康を保つ効果があります。
主に含まれてる食材は以下の通りです。
- 牛・鳥・豚のレバー
- うなぎ
- ぎんだら
- あんこう
- 卵
② ビタミンB群
ビタミンB群は、特にビタミンB2とビタミンB6が薄毛対策に効果のある成分となっています。
ビタミンB2は皮脂の分泌量を調節する為に必要と言われ、この皮脂が出すぎると毛穴の根詰まりなどが起きて新しい髪が生えなくなります。
ビタミンB2が多く含まれてる食材は以下の通りです。
- 焼き海苔
- 納豆
- ひじき
- うなぎ
また、ビタミンB6はタンパク質の吸収を良くする働きがあるので、これが不足すると髪を構成するタンパク質がうまく吸収されず髪の生成に問題が出てきます。
ビタミンB6が多く含まれてる食材は以下の通りです。
- まぐろ刺し身
- 鮭
- 焼き海苔
- 鳥ひき肉
また、ビタミンB1やビタミンB12なども有効だと言われています。
③ ビタミンC
ビタミンCには、疲労回復やストレス解消効果があり、特にストレスは血管を収縮させる作用があるので、あまりにストレスを受け続けると頭皮の血行が悪くなり抜け毛の原因になります。
ビタミンCが多く含まれてる食材は以下の通りです。
- 赤ピーマン
- パセリ
- レモン
- 柿
- ゆず
④ ビタミンE
ビタミンEは、頭皮の血行を良くして髪の成長を促進させる効果があるので、かなり重要な成分でもあります。
こちらもなるべく毎日摂りたい栄養素です。
ビタミンEが多く含まれてる食材は以下の通りです。
- ひまわり油
- アーモンド
- 唐辛子
- 抹茶
亜鉛
亜鉛は、頭皮や髪の90%を占める「ケラチン」を合成する為に必要な成分と言われています。
なので、亜鉛が不足するといくらタンパク質を多く摂っても、髪の素となる「ケラチン」が作られないので、髪そのものが出来なくなります。
そういう意味では、髪を作る上で一番重要なのは「亜鉛」と言えるかも知れません。
その亜鉛が多く含まれてる食材は以下の通りです。
- 牡蠣
- 小麦
- パプリカ
- さば
- イワシ
この中では牡蠣が一番亜鉛が多く含まれていて、他はその半分くらいの亜鉛の量となります。
なので、なるべく牡蠣を多く食べる方が良いですが、毎日牡蠣ばかりは食べてられないとも思うので、そういう場合は「亜鉛のサプリ」などに頼るのも一つの手です。
食べ物で毎日髪に必要な栄養を摂るのが困難な場合は?
これまで見てきたように、髪に必要な栄養素は、タンパク質、ビタミンB群、亜鉛が最も重要です。
このうち、タンパク質やビタミンは、普通の食事をしていればほとんど毎日摂れていると思います。
しかし、意識して摂るようにすればさらに効率良く髪に必要な栄養が摂れるので、なるべくタンパク質やビタミンは意識して摂るようにしてみて下さい(^o^)
ただ、一人暮らしなどで自炊しないと言う方は、食べ物で髪に必要な栄養を毎日摂るのは困難かも知れません。
その場合はサプリなどで補うと良いと思います。
特に、髪の生成に一番必要な「亜鉛」を多く含む牡蠣などは、例え自炊していてもとても毎日は食べられません。
また、薄毛の対策をしているのに全然抜け毛が減らず、髪が育たないと言う方はひょっとすると髪の素となる「亜鉛不足」が原因かも知れません。
なので、薄毛で悩んでるとすれば、何としてでもこの「亜鉛」だけは不足させないで体内に取り入れたい所です。
そんな時に便利なのが、手軽に摂り入れられるサプリで、こちらの海乳EXと言うサプリは、一袋に牡蠣を155個も使用した「亜鉛たっぷり」の贅沢なサプリです。
さらに、ビタミンB2やアミノ酸なども豊富に含まれてるので、髪の生成にもかなり効果を発揮します。
また、牡蠣は「海のミルク」と言われるくらいに栄養が満点なので、精力が落ちてる方もかなり元気になると評判です。
実際、精力減退の原因は「亜鉛不足」とも言われてるので、牡蠣のサプリでしっかり亜鉛を摂る事で、精力を復活させて髪の生成も助ける効果があり、まさに一石二鳥のサプリです。
これだけの効能があって、価格はわりとリーズナブルなのでお試しで使ってみてはいかがでしょうか?
⇒亜鉛たっぷり!濃縮牡蠣エキス★海乳EXの詳しい情報を見るならこちら!
この記事のまとめやポイント!
抜け毛や薄毛の原因になる主な食べ物は、以下の通りです。
- 糖分の多い食べ物
- 脂肪分の多い食べ物
- 添加物の多い食べ物
- 塩分の多い食べ物
- アルコール
薄毛対策をされてる方はこれらの摂りすぎにはくれぐれも注意しましょう。
そして、髪の生成に必要な栄養素が以下の通りです。
- タンパク質
- ビタミンB群
- 亜鉛
健康な頭皮や髪を維持する為には、これらの栄養素はなるべく毎日食事やサプリで摂るように心がけたい所です。
特に「亜鉛」は、髪を作るには欠かせない成分なので、薄毛で悩む方は必ず摂るようにして下さい!